前回に引き続き、失敗したくない!新築時の家具選び。今回は「ダイニング編」をお届けします。
ダイニングルームの一番メインの目的は、
「食事をする場所」と言うことでしょう。まずは、「食事」がいかに美味しく見えるか、
家族や友人が集まって楽しく「食事」できるか、が重要です。
もちろん、テーブルの大きさや、椅子の座り心地、寛ぎやすさとともに、キッチンから食事を運ぶ導線、
食事の時の視線の高さなど、様々な要素がありますね。
照明は、ダイニングルームの要素の中でも特に重要な要素です。
古く、日本では「囲炉裏」を囲んで食事をする習慣から、火の周りに家族が一堂に集まり、
囲炉裏の炎が、料理の役割もし、また照明の役割もしてきました。
西欧諸国では、食事の際にテーブルの上にキャンドルを灯して、明かりをとっていました。
常に、食事の近くには『炎』があって、料理を照らしていたわけですね。
もちろん、現在では照明器具を使用しますが、その際ちょっとした配慮が必要になります。
ダイニングルームの空間中央に、電灯を一灯、全体的に明るくすると言うのは、ちょっと寂しいので、、、
ベースは、「食卓を照らす=食事を美味しそうに見せる」のがベストです。
光の当たり方で、料理の見え方がグッと変わってきますよね。やっぱり、2番目の方が美味しそう。。。
ダイニングテーブルや、椅子の配置が決まらないと、照明器具の位置の設定も始まりません。
やはり家具は、リビングルームと同様、家を計画する段階で、ダイニング家具の配置も考えたいもの。
家具は後で動かせるから、、、と考えがちですが、照明器具は、簡単に動かせないからこそ、
(もちろん、コードを長めにして動かす方法もありますが、やはりビシッ!と決めて)
全体でバランスを取りたいですね。
ダイニングテーブル上の照明器具は、ペンダントライトや、シャンデリアなど
「天井から、コードやチェーンで下げてくるもの」が主流です。
テーブルの大きさや、形=丸なのか四角なのか。そのテーブル面の色によって
落ちる光の位置具合や、光量などで、ダイニングルームの印象は随分変わってきます。
まずは空間全体のイメージやコンセプトと共に、実際に置くダイニングの家具を選んで、
照明器具計画も立てましょう!
こんな素敵なダイニングに仕上げたいですね。
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出典:Instagram – kadel.fukoku 一級建築士事務所 株式会社KADeL
テーブルと椅子、そして躯体である手摺と共にブラックで統一された美しいダイニング。
そして、形状の違うペンダントライトにより、空間に軽妙な動きのあるアクセントが加えられています。
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出典:Instagram – kadel.fukoku 一級建築士事務所 株式会社KADeL
白い空間の中に、デザイン性のあるチェアの、白木の美しさが際立ちます。
限られた空間では、キッチンから繋がるダイニングも、導線的にはとっても便利ですよね。
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リビング編でもあったように、座卓はある程度人数の融通がきくので、お客様の多いお宅には
とてもいいですね。そして、やはり空間の素材と合わせて設計段階から十分検討することがオススメです。
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出典: Instagram – アートプランニング株式会社/ カサーレ
丸いテーブルとランプの丸みのあるデザインが、シックな色合いの中にも柔らかさがありますね。
家族3人分でコンパクトに納めているところが、空間の広がりを感じさせます。
また、キッチンとダイニングが一体的な空間では、目に入る物の要素がどうしても多くなる物。
統一感を持たせるために、冷蔵庫もコーディネートされていれば、完璧ですね!
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出典:Instagram – リビングカラーズ株式会社
ダイニングルームのバランス、そしてキッチンやリビングと合わせて、
空間のボリュームを確かめるには、3Dでイメージできるネットモケイがおすすめです。
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担当: 室山
Editor: M.Y