高知県高知市が本社の和(かのう)建設株式会社は、昭和32年の創業で高知をベースに岡山でも展開し、家やマンションだけでなく土地活用まで提供している。本社の営業部および企画部の物件情報管理システム化ということでPlaceOnを活用している。
その実例や評価について営業部 坂本陽子氏 に詳しくお話を伺った。
はじめに御社について教えてください
売上高は78億(2018年8月)で、高知・岡山を拠点に戸建住宅、分譲・賃貸マンション、高齢者向けの賃貸住宅経営、リフォームを手掛けています
物件情報の管理や共有、または施主や協力業者とのやり取りについて、いつ頃から、どのように取り組まれていましたか?
事業部によって様々でした。住宅事業部ではダンドリワークスを始めリクシルやその他のサービスが導入されていました。本社営業部と企画部においてはシステム化できていなくて、昔ながらの紙ベースでした。せいぜいパソコンでのフォルダ管理でしょうか。
この状態ではいけないということで、社内でシステム化の空気がくすぶっていましたが、忙しくて着手できなかったのが正直なところです。
紙ベースでの情報管理の時はどのような課題がありましたか?
紙ベースの場合探し出すのが一苦労です。他人のパソコンの中にあったり簡単に探せないこともありますし、その資料も「図面が違う」「古いバージョンだった」などということもあり、紙ベースの資料のやりとりがトラブルの元だと思います。また社内のみでなく、協力業者とのやり取りも紙ベースでは間違いや伝達ミスが発生する可能性があります。
弊社から話を聞いたときの第一印象はいかがでしたか?
初導入なので、ようやくか、よかったという安堵感です(笑)
他の商品とは比較をしましたか?また比べたとしたらどの商品と比べましたか?
実は全く同様のものがなかったので直接比較する商品はありませんでした。なので比較するとなると従来の紙ベースやパソコンのフォルダでのファイル管理になるでしょうか?
その場合やはり課題はデータの一元化と共有です。特にスピード感においても誰かがいないときに別の誰かがフォローすることができる環境は必要ですね。
なぜ最終的にPlaceOnをご依頼いただいたのか理由を3つお聞かせいただけますか
まず、「社内のデータを一元管理したい」というニーズにぴったりでした。実は他の事業部で様々なサービスを導入してみましたが、いずれもつかいこなすというレベルにまで至れず、各サービスの得意な部分をつまみ食いするような使い方で利用していました。その結果データが様々なサービスに分散してしまい一元管理できなかったということがありました。その点で「これなら使えそう」と思える簡単操作で営業・設計・工務も皆で一元管理・共有できるPlaceOnが最適でした。
そしてお値段も非常にリーズナブルですし、要望に対してパッと回答していただける事、そしてスタッフとの話がやりやすかった、というシステム化だけではないところもポイントでした。
PlaceOnを実際のオフィスや現場でどのように活用されていますか?
早速効果を感じる事があったのですが、上司に出先の県外から物件内容を確認し、承認してもらいました。パソコンでのフォルダ管理だと、社内の設備に入れば確認できますが、出張中の出先などで判断を急ぐときには非常にいいと思います。PlaceOnを入れてよかったと感じました。
今は営業から設計の一連の流れでできているので、今後は工務も含めて運用していきたいと思います
PlaceOnの良いところ、悪いところそれぞれ3つあげてください
まだ導入して日が浅いこともあり、悪いところはまだ見当たりません。LINE連携を使ってみたいと思いながらまだそこまで使い切れていない感じです。すべて使いこなせてくれば悪いところが見えくるのかなと思います。
それでは最後に、我々スーパーワークスへの今後の期待や要望がありましたら教えてください
今のまま事業を続けていただけたら、特別に要望することはありません。継続してこのままお付き合いいただけたらと思います。
様々なクラウドサービスがある中、従業員の業務に携わる内容が異なったら共有されていなく、別のシステムを利用しているなど結局一元管理されていないケースがあったりします。当社サービスのPlaceOnは現場では一気通貫のワンストップサービスで、業務内容にかかわらず皆様でご活用いただけるサービスを構築します。
この度はご協力ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
和建設株式会社
事業内容:戸建住宅[住宅事業部]、分譲マンション[ビ・ウェル事業部]、賃貸マンション/戸建賃貸住宅[クレール事業部]、高齢者向け賃貸住宅[ウェルライフ事業部]、公共建築/一般建築